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*4月スタートの展覧会はこちらをチェック
シンガポールを拠点に、東南アジアの思想や歴史をもとに映像やパフォーマンスを発表してきたホー・ツーニェン。豊田市美術館で開催された「百鬼夜行」展も記憶に新しい。本展では、最初期の作品から6点の映像インスタレーション作品が展示されるほか、時間とその経験を主題とした最新作《時間(タイム)のT》も公開される。詳細はフォトレポートをチェック。
会場:東京都現代美術館
会期:4月6日〜7月7日
ミューぽんで100円OFF!(2名まで割引)
六本木の21_21 DESIGN SIGHTでは、先端技術をプロダクトに落とし込むデザインエンジニアリングの世界を紹介する展覧会が開催中。展覧会ディレクターは山中俊治。山中がこれまで作ってきたプロトタイプやスケッチなどが公開されるほか、専門領域が異なる7組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる多彩な作品も展示される。フォトレポートはこちら。
会場:21_21 DESIGN SIGHT
会期:3月29日〜8月12日
兵庫県立美術館は、フランスのアヴェロン県と兵庫県の20年以上にわたる友好交流を記念し、画家のピエール・スーラージュ(1919〜2022)と書家の森田子龍(1912〜1998)の二人展を開催中。ふたりの交流は森田が編集する雑誌『墨美』を通じて始まった。本展ではスーラージュ美術館の全面協力のもと、ふたりの作品約50点に加えて、書籍や日記などの資料も公開される。フォトレポートはこちら。
会場:兵庫県立美術館
会期:3月16日〜5月19日
東京都写真美術館では、「時間旅行」をテーマに据えたコレクション展が先週末から開催中。宮沢賢治による『春と修羅』の序文を手がかりに1924年を出発点として、「1924年–大正13年」「昭和モダン街」「かつて、ここで」「20世紀の旅」「時空の旅」の5つのセクションのもと、豊富なコレクションが紹介される。
会場:東京都写真美術館
会期:4月4日〜7月7日
ホセ・ダヴィラはメキシコのアーティスト。美術史上のアーティストや建築家の作品をアプロプリエーションするによって、これまで美術史との対話を試みるような作品群を制作してきた。六本木のnca | nichido contemporary artで開催される本展は、ダヴィラの日本初個展。絵画9点と彫刻2点が展示される。
会場:nca | nichido contemporary art
会期:4月5日〜5月18日
*月曜、日曜、祝日は休廊