ロエベ初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が、東京・原宿(東京都渋⾕区神宮前6-35-6)で3月29日〜5月11日に開催される。
1846年にレザー職人が集う工房として、マドリードで創業したロエベ。本展では、179年の歴史を持つ同ブランドのファッションに対する前衛的なアプローチと、世代を超えて受け継がれるクラフトの文化を紹介するもの。世界巡回展として、2024年に上海で初開催された。
日本はロエベがヨーロッパ圏外に初めて出店した国であり、1973年に日本1号店がオープンした。展示は、建築設計事務所OMAとのコラボレーションによってデザインされ、これまでのロエベの進化を彩ってきたアイコニックなデザインや文化的コラボレーションの数々を紹介する。手仕事への献身を称える内容となり、壮大なインタラクティブな展示室では、スタジオジブリや京都の陶芸ユニットのスナ・フジタをはじめとする、近年ロエベのコレクションにインスピレーションを与えた想像力の世界へ没入することができる。
さらに本展では東京での開催を記念して、ロエベが日本の国内外で行ってきたコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する作品を特別展示。LOEWE FOUNDATION(ロエベ財団)が支援する、京都で400年以上にわたって茶の湯釜を造り続けてきた大西家のドキュメンタリー映像に加え、Craft Prizeのファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、「ミラノサローネ国際家具見本市」の展示でコラボレーションしたARKO、松本破風、米澤二郎らの作品が紹介される。入場は予約制、無料となる。
ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界
会期:2025年3月29日〜5月11日
時間:9:00〜20:00(最終入場時間 19:00)
会場:東京都渋⾕区神宮前6-35-6
入場無料(予約制)
公式サイト:https://www.loewe.com/jap/ja/stories-projects/crafted-world-exhibition.html