2024年、Tokyo Art Beatは設立20周年を迎えます。この記念すべき年と、これまで/これからのアートシーンを祝福すべく、ユーザーの皆さんから「ベスト展覧会」を募るアワード企画とオンラインイベント、そして特集記事が進行中。
シリーズ「20年間のベスト展覧会」では、アートやカルチャーシーンで活躍する方々にTABがスタートした2004年から24年6月までに開幕した展覧会のなかで、記憶に残るものを1〜3点教えてもらいます。極私的な思い出から、現在の仕事につながる経験まで……展覧会にまつわるエピソードとともにお届けします。【Tokyo Art Beat】
*特集「TABの20年、アートシーンの20年」ほかの記事はこちらから
就職活動をあきらめ、かといって研究者になることなど夢にも思っていなかった大学4年生のとき、はじめて鑑賞した「現代アート」の展覧会。その自由さと良い意味での「無法地帯」ぶりは、「美術」というものに対してぼくが抱いていた考えを大きく揺さぶった。いまになって思えば、現代アートの力や可能性について考えをめぐらせる最初のきっかけになった展示であった。
20周年、おめでとうございます。メディアと研究者として、これからもしっかりとお互いの仕事を批判的に眺めていける、信頼できる関係を築いていくことができれば幸いです。よろしくお願いします。
*「Tokyo Art Beat」20周年を記念するアワード企画と特集を実施! ユーザーみんなで20年間の「ベスト展覧会」を選ぼう。推薦を7月8日まで募集中
詳細は以下をご覧ください。読者の皆さんの推薦・投票をお待ちしています!
山本浩貴
山本浩貴